【結婚相談所　体験談】似た者同士の内気な30代カップル【プリマヴェーラ】

はい。今回は同じ性格同士のカップル成婚についてお話します。

お二人の性格は、悪く言えば卑屈になるくらい、かなり自分に自信がないという点が共通していました。ご性格の相性というのは、正反対の性格の相手との方が合うこともありますし、似通った性格の相手と合うこともあります。

この二人は同じ性格のお相手を紹介する方がいいかなと思ってお見合いをサポートするとバッチリ合いました。

女性Ａさんは、他の男性とお見合いした時に分かったのですが、男性がＡさんを褒めてくれることに対して、自分に自信が持てないからなのか素直に受け入れることができませんでした。

それがなかなか理解できないお相手の男性は意思疎通ができないと思い、離れていったこともあります。

でも男性ＴさんはそのＡさんの自信が持てずに謙遜ばかりしてしまう気持ちがわかるのでしょう、見守ってくれたみたいですよ。

はにかむことが多く見受けられました。

感じが悪いわけではないですが、交際に入っても仲良くなる前にへらへらしてしまうと性格がしっかりしていないイメージに受け止められてしまいます。

はにかんでしまう原因の一つにお見合いに不慣れであることが考えられますが慣れるために数を踏む、でも数を踏むと今度は疲れてしまうというジレンマに陥ります。

彼は1年間活動をした結果、疲れてしまい3年間休みました。休んだ後出会ったのがこの女性でした。

休んでいる3年間、仕事をがんばり、少しだけど収入も増えました。またダイエットにも成功し見た目もすっきりとしました。

これで男性が自信をもつようになりました。私も、「男らしくなったね」、とほめました。

はい、Ａさんにとって仕事で認められ、見た目も変わり、その経緯の努力を褒められれば気持ちのいい婚活再スタートになったのではないでしょうか。

もっともご性格の謙虚な部分は相変わらずでしたので、急に自信家になったわけでもありません。

お見合いから交際にならなかったのが理由だと思います。

話が上手とは言えなかった上に、男性の雰囲気が盛り上がらないので、女性も気持ちが乗らなかったことだと思います。

そのうち、仕事が忙しくなってしまい、休会することを男性が決めました。

はい。この二人はデートをしてからの報告メールや電話は他のカップルほど多くありませんでした。

出会いのきっかけは結婚相談所ではありますが、出会ってからは二人で相談し、二人で気持ちを確認し、交際を少しずつ進めることができるお二人でした。

そういうお二人の場合は、私も最低限の報告だけをしてもらい、その報告には「はーい、わかりました。良いお付き合いができているようで良かったわ」とだけ返事していました。

とは言え、女性のＡさんだけは時々、ただ聞いてほしかったのだけだと思いますが、心配なことや嬉しかったことなどの感想をくださいました。

そうですね。
小規模な相談所だからこそ、アドバイスや連絡の頻度も、その会員さんのご性格やご希望に沿ったものでありたいと思っています。

結婚相談所は性格を変える場所ではなく、どんな性格でも婚活していい場所です。

自分に合った人を探せる場所なので性格を変える必要はありません。ただし、元からの性格は変えなくても、お相手に選んでもらうにはどうしたら良いかは考える必要があります。

具体的に今回の男性Ｔさんと女性Ａさんの場合では、女性Ａさんは自分の容姿に自信がなかったようですが、石原さとみさんのように可愛かったです。

「この人で自信がなかったら世の中の女性はどうなるのか？」と思うくらいでした。

非常に喜んでおられました。

でも、逆になぜ石原さとみさん似の素敵な女性が婚活をされているのか疑問に感じ、自分には縁がないのではないかと不安に思ったそうです。

お互いの考え方が合っていたためだと思います。

価値観が合うというのでしょうか。

交際中に、会社名や貯金を聞かれなかったことにびっくりしたそうです。そういうのを聞かれるのが嫌な男性でした。

お見合いですから最初に女性には年収をお伝えしてあります。しかしそれ以上の情報を欲しがらなかったＡさんの考え方が好きになったようです。

はい。そうですね。彼女に寄ってくる男性は、グイグイと自分から寄ってくるタイプが多かったようです。
それを彼女は受け入れられなかった。

彼は、グイグイと一方的に寄るではなく、適切な距離をとりながら彼女に接することができました。それは同じ性格だったからできたことだと思っています。

はい。距離感が合っていました。

彼はシャイでした。彼女には彼がシャイだからというのを伝えていました。

「うまく表現できないことはあるかもしれないけど、あなたに好意をいだいているから安心してね」と伝えました。それが仲人の仕事なのです。

彼が彼女に好意を抱いているのは良く分かっていました。

はい。シャイな男性の代弁ができたと思います。

お見合い数を増やすことにあまり意味はないと考えています。お見合いをすると、上手くいってお付き合いをするか、お断りされるか、お断りするかになりますので、お付き合いする以外ですと、傷つくことは回避できません。

傷つくことは婚活疲れの原因にもなるので、傷つく回数を少なくした上で、ご婚約まで進んでいただきたいと考えています。

少ない回数にするにはぜひ定期的にカウンセリングを受けて、ご自分の進む方向を冷静に客観的に見ていくようにお勧めしています。面談カウンセリングはご希望者のみ。もちろん無料です。