【結婚相談所 体験談】外見・年収・埼玉住みは譲れない！30代女性Wさんの場合【パートナーエージェント】

よろしくお願いします。

はい。
山あり谷ありの婚活を一緒に経験させていただいた、Wさんという女性についてお話しさせてください。

34歳の女性で、派遣職員の方でした。
Daigoさんのようなイケメンでないとダメ、他にも年収500万以上、埼玉県内在住の方を希望しておられました。

なかでも外見は一番のポイントでしたし、地元愛も強い方でしたね。
一人っ子だったこともあり、実家の近くでお嫁に行きたいと強く希望されていました。
Wさんが入会したのも、これらの条件に合った男性と結婚するためでしたから。

はい。笑
「とにかくお会いしてみないと！」と促してもダメで、結局最初のお見合いまで半年もかかりました。

ですが、入会して半年が経った頃、希望条件と完全に一致した男性と面会することになりました。

はい。お二人には規則上お伝えできませんが、実はこのお相手の男性も、私が担当しておりました…！
正直なところ、お相手の男性はWさんの外見があまり好みではないという気持ちもあったそうなのですが、Wさんの熱烈なアプローチが功を奏して交際2ヶ月で成婚退会が決まってしまったんです！

いえ…ここからが本題なのですが…
成婚退会報告の当日、なかなかお二人が店舗に現れなくて、電話もメールも繋がらなくなってしまったんです。
その夜、やっとWさんから連絡が入りました。

「お別れしました」…と。
最初はボロボロに泣いていて、ほとんど話せない状態でしたね。
「店舗へ来てほしい」とお願いしても、「顔がぐちゃぐちゃで行きたくない」と言われました。
何とか説得して、直接話を聞いてみました。

実はWさんはなかなか人に打ち明けることのできないコンプレックスを抱えていて、成婚退会する前日にそれを彼に伝えたところ、「申し訳ないけど君とは結婚できない」と言われてしまったそうなんです。
一時はショックのあまり、パートナーエージェントの退会を考えるほど思い詰めていました。

「あなたの婚活の着地点はここですか？こんな事でくじけないで下さい！」と励まし、「私は諦めない、もう一度婚活をしましょう！」と伝えました。

今回のことを踏まえて、改めて「どんな人と繋がりたいのか」二人で答えを模索しました。
最終的にWさんは、「私のことをちゃんと理解してくれて、私も相手を理解できる人を求めたい」と。
「でしたら、もう外見は大きなポイントでは無いですよね？」ということに着地しましたね。

Wさんは数か月休会したのち、活動を再開することになりました。
今度は、「どのような方に会っていきたいですか？」と聞くと、彼女は迷わず「自分を理解してくれる人」と
仰いました。また「今まで求めていたのは理想の中で自分が作り上げた人だったのかもしれません・・」と涙ながらに仰いました。私がWさんにかけた言葉は「自分を理解してくれる人に出会うためには自分も相手を理解する気持ちで接すればきっちと人と人は心が通じ合いますよ」とお話すると嬉しそうにうなずかれました。まずはご縁があった人に会ってみよう！Wさんが変えたのは相手を条件ではなく自分で知っていこいうという想いだったのだと思います。何人かのお相手に会っていきましたがWさんのお見合い相手からの印象は破局前と変わりました。見た目や条件だけで判断することをやめ、婚活に真正面から向き合うことが相手への素直なアプローチに繋がったのではないでしょうか。

外見も年収も住まいももともと希望していた条件とは全く異なる方でした。
ですがこの方こそ、のちに成婚退会されるお相手の男性Hさんだったのです！

はい。彼女の場合は入会した時から破局の段階で相手を見るべきポイントが変わりました。。
以前の希望は外見であったり年収であったり、いわゆる外的条件でしたが、1度目の経験を経て、見るべきポイントを内的条件に変えました。
そういった相手を中身で好きになろうという気持がお相手の男性にもつたわったのではないでしょうか。
それだけでなく、Wさんと音楽の趣味も合いましたし、仕事熱心で誠実な方でした。
コンプレックスのことを打ち明けたら、「気にしないよ！」と言ってくれたそうです。

そうですね。Wさんが、「菅さん…諦めないで良かった。婚活を始めて、自分が求めるものが分かってきた。」と仰ってくれた時は嬉しかったですね。
あと、今でも年賀状が届きますよ！
お二人のお子様たちの笑顔溢れる様子が写っているんです。

結構ありますよ。
私が担当させていただいた会員様は、みなさん「この人が良くて一緒になりました」と仰ってくれます。
この人を「外見」や「年収」で選びました！なんて方は居ないです。
条件ばかりに捉われていると、大切なものを見失ってしまいますからね。

ありがとうございました。