<ヒトオシ限定>「結婚は長期タームで考えるべし」!こうみくに聞く「理想の夫に必要な3つの指標」とは? 

本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

ヒトオシのLINE登録会員様向けの完全版になります。

「ヒトオシ限定コンテンツ」を今すぐに読みたい方はここをクリックすると、限定コンテンツ部分に移動します。
「理想の相手がわからない」

婚活で誰もがぶつかる壁ですよね。

今回は、新卒で三井物産に入社後、TikTokを運営するバイトダンス社を経て、現在はベンチャーキャピタリストと会社経営者として活躍するバリキャリ女子、こうみくさんに理想のお相手を見つけて結婚する超合理的な方法について聞いてきました。

黄未来(こう・みく):中国トレンドマーケター。1989年中国・西安市生まれ。6歳で来日。早稲田大学先進理工学部卒業後、2012年に三井物産に入社。国際貿易及び投資管理に6年半従事したのち、2018年秋より上海交通大学MBAに留学。オンラインサロン「中国トレンド情報局」も主宰。

伊藤:こうみくさんはしっかり理想の相手を具体的にしてアプローチして結婚したイメージがありますが、どうやって理想のお相手って見つけましたか?

こうみくさん:はい。まず私の恋愛を含んだ人生観を形成することになった3つの出来事について説明させてください。

6歳で身についた合理性

こうみくさん:幼少期から遡るのですが、まず最初の出来事が6歳の頃。当時1万円のお年玉をもらったんですね。

伊藤:6歳で1万円はなかなかもらってますね笑

こうみく:一年に一回あるかどうかのラッキーチャンスです(笑)私にとって1万円って本当に大金だったんですけど、親には貯金しなさいって言われていて、気軽に使えなかったんです。

でも、当時流行ってたトレーディングカードがすごく欲しくて。1万円は安易に使えないけど、500円のトレーディングカードをなんとかほしい、、、どうしたものかと6歳の頭で知恵をフル動員して考えました。
そこでひらめいたのが、親戚のおじさんにくじを売ることでした。

伊藤:6歳で思いついたんですか?すごい!

こうみくさん:10枚の紙切れでくじを作って、1枚500円で売ろうと考えたのです。9枚ハズレで、1枚あたり。その1枚の当たりは、お年玉でもらった1万円。

大盤振る舞いですよね?でも、内心、ぜったいに当たんないだろうなって考えたんです。だって10枚中、9枚はハズレなんですから。これで、おじさんに1枚売ったら、かんたんに500円手に入る。じぶんは、なんて天才なんだろうと、心が躍ったのを今でも覚えています。

そして、ノートの切れ端で10個くじを作ったら、親戚のおじさんに、くじを買わない?とすぐに打診をしました。すると、なんと、おじさんは「いいね!じゃあ10枚全部買うね!」とすべてのくじを買うことを提案してきたのです。そして180度予想外の提案に、わたしはあっけに取られて、そのまま10枚、ぜんぶを売ってしまったのです。

伊藤:え!ってことはつまり、、、

こうみくさん:はい。当然、10枚の中にあたりくじが1個入ってるので、5,000円もらって、1万円とられました。

伊藤:本当にとられたんですか??

こうみくさん:とられましたね(笑)そこで学んだのは確率の大切さです。9/10の500円に気を取られていましたが、1/10を簡単に当てる方法ってあったんだと。物事は合理的に考えなければいけないと学びました。

伊藤:6歳なのに壮絶な体験をして身を持って学んでいるのがすごいですね。

筆箱とセーラームーンシール、どちらをとるか

こうみくさん:もう1つ目の辛かった出来事は、小学校に上がる直前。おばあちゃんが、筆箱をプレゼントしてくれました。当時流行っていた二段になってる高機能な筆箱です。多分3000円くらいしたと思います。

伊藤:いろんな引き出しがついていたりカスタムできるやつですよね。流行ってました!

こうみくさん:当時の私は、小学校に上がる前だから、筆箱の価値がわからずに、プレゼントされても「ふぅん」って感じで喜ばなかったんですよね。

で、いとこの小学校3年生のお姉ちゃんが家に遊びにきたときに、その筆箱を見つけて、目を輝かせてたんです。私はそのとき筆箱よりセーラームーンに夢中で、彼女に「セーラームーンシールとその筆箱交換しよう!」と言われたので、喜んで「いいよ」と筆箱をあげてセーラームーンシールをもらいました。

伊藤:こうみくさんの親戚のみなさん、みんな容赦ない!笑

こうみくさん:親にも「なんであげちゃったの!」と言われたんですけど、私はセーラームーンシールをもらえたことに心から満足していたし、筆箱を使うシーンにも出会うことがまだなかったので、「別に必要ないし」ぐらいに思っていたんですね。

伊藤:私もセーラームーン好きだったし当時のこうみくさんの気持ちはわかります…。

こうみくさん:そして数週間後、小学校に入学したら、周りの友達はみんな、私が従姉妹のお姉さんにあげてしまったような二段の筆箱を持っていて、私は急遽買ってもらったダイソーの簡素な筆箱。お母さんに「やっぱりあの筆箱がほしい!」とお願いしても時すでに遅しでした。

伊藤:そりゃああげちゃいましたもんね。

こうみくさん:そこで私は学んだのです。目先の利益より長期的な利益を見据えることが大事だと。あとついでに身内には油断しちゃいけないと(笑)

伊藤:小学校1年生でその達観はすごい(笑)

ジャックマーから教わった泥棒をなくす最も簡単な方法とは

こうみくさん:そして最後に私を変えた出来事は、これは25歳のときなんですけど、私の母国、中国出身の実業家ジャック・マーが言ってたのが「電子マネーを開発してから泥棒がなくなった」という話をしているのを聞いたんですね。

伊藤:それってどういうことですか?

こうみくさん:中国では当時から99.9%電子マネー決済でみな買い物をするので、レジには、現金がほぼありません。それで、大型スーパーに強盗が入っても、1万円とかしかとられないんです。今までどんなに刑罰を作っても減らなかった泥棒が、電子マネー普及により失業したんですよ!

伊藤:それは盲点でした!物理的に盗めないですもんね。

こうみくさん:そこで思ったのが、仕組みを作るということ。人力で努力するのではなく、システム化することで解決できるということです。

伊藤:すっごい良い話なんですけど、今までの3つの教訓の「合理的に考える」「目先の利益より長期的な利益を見据える」「システム化」ってところと、恋愛・結婚の話になかなか結びつかないのでそこを聞きたいです(笑)

「あなたとは結婚できない」からスタートしたこうみくさんの婚活

こうみくさん:「理想の結婚相手」を考えるときにとても役に立ったなと思います。私が結婚を考え始めたのは、22-3歳のときでした。当時から今の旦那さんと付き合っていたのですが、21歳から付き合って半年早々で、「結婚したい」と言われて。

伊藤:20代前半でプロポーズって珍しい!ということはこうみくさんは今の旦那さんと出会って10年以上のカップルなんですね。

こうみくさん:はい。でも当時は「あなたとは結婚できない」と断りました(笑)というのも、理想の結婚相手ってどんな人だろう?と考えたときに、彼が当てはまってなかったんです。

伊藤:理想の結婚相手とはどういう人だったんですか?

こうみくさん:私を含め、周りの女の子にとっての大体の理想の男性像って①年収が高い②コミュニケーション力が高い③イケメン、の3つだったんですよね。でも、その理想って恋人をベースとした考え方だと思ったんです。恋人は長くても1~5年の短期ターム、結婚相手は20年以上の長期タームと考えると、もっと長期的な目線で考えなければいけない。

伊藤:長期的な利益を考える、という教訓が生きてきてますね!

婚活で年収は本当に大切なのか

こうみくさん:はい。まず、①年収ですが、収入なんて今のご時世、不確実だし、年収1500万円以下くらいならは、みんな一緒って事実に気づきました。

伊藤:えぇ!どういうことでしょうか。

こうみくさん:収入だけじゃなくて、キャッシュフロー全体で考えたときに、収入だけでなく税金といった支出も考えなければいけないです。

そして、年収が上がれば税率が上がり、助成金などの所得制限にも引っ掛かり、結果支出が増えますよね。さらに子供ができたときのことを考えると、年収1500万円の人って、保育園1人いれるのにいくらかかると思いますか?

伊藤:どれくらいだろう?

こうみくさん:子どもの年齢や自治体、認可・非認可によっても異なりますが、ざっくり月に約10万円です。年間120万円が引かれていきます。税率やら所得制限によってもらえない助成金なども考えると、手元に残るのって年収500万円も1500万円もあまり変わりません。

伊藤:なるほど。

こうみくさん:税率が高い日本では、相手が稼いでる額は相当な金額でない限り、手残りはほとんど変わらないので、P/Lではなく、B/Sに注目して資産家と結婚するか、そもそも相手に頼らずに、自分で稼ぐしかないなと。そう思ったら収入ではなく、少なくとも稼いだ資産をしっかりと守れるマネーリテラシーが高いこと、そして仕事に対してプライドを持っているなど尊敬できる人物であることを重視することにしました。

伊藤:たしかに、手元に残るお金を考えたら単純な収入じゃなくて支出も含めて考えることが必要ですね。

結婚生活にコミュ力は必要ない

こうみくさん:次に、コミュ力なんですけど、商社時代、商社マンと合コンするのって本当に楽しかったので、一緒にいてこちらを楽しませてくれるエスコート力って魅力的だなとは思ってました。

でも、20代のときにママブログを読んだり、結婚した人や離婚した人の話を聞きまくったんです。それでわかったんですけど、旦那さんのことを褒める時と離婚するときで共通点があったんです。

伊藤:褒める時と離婚するとき、、なんだろう。

こうみくさん:家事力と育児力です。旦那さんを褒めるときは家事育児を積極的にしてくれたとき、離婚するときは家事育児に協力的じゃなくてワンオペを強いられたとき、というのが圧倒的多数でした。

伊藤:なるほど!確かにエスコート力が低くて別れたって聞かないなぁ。むしろエスコート力が高いと浮気してそれはそれで離婚しますよね。

こうみくさん:そうですね。だから、コミュニケーション力より、育児・家事力を重視することにしました。

ルックス以上に大切なもの

こうみくさん:そして3つめの顔。これも結婚相手だから、短期的な目の前の顔の評価ではなく、もっと長期的に評価する必要がありますよね。そうすると、50-60歳になっても良い容姿を保つために大事なのは、遺伝子的な顔の造形ではなく、健康的な生活習慣だと思ったんです。

伊藤:たしかに昔はイケメンでも面影なくなって太っちゃってる人とかいますよね。

こうみくさん:そうなんですよね。だから、生まれ持った顔の構造そのものではなく、お酒を飲みすぎないとか、運動しているとか、健康に気を遣っていることが大事だと。

伊藤:こうみくさんの中で出来上がった3つの理想である、堅実性、家事育児力、健康的の3つの指標で考えると、当時の彼はどうだったのでしょうか?

こうみく:まず、料理が得意だったので家事育児力は当時からクリアしていました。でも、仕事に対してそんなにセンスも情熱も感じられなかったし、なにより太ってたので堅実性、健康的であることの2つはクリアできていませんでした。

伊藤:じゃあ、結婚できない、と?

こうみくさん:そうですね。「あなたとはこういう理由で結婚できない」と伝えました。そうしたら「それでも結婚したいし、改善する!けど、どうやったらいいかわからない」と言われて。

伊藤:食い下がる彼の愛を感じるけど、仕事面のクリアって結構大変そうですよね。

男性を自分好みに変える方法

こうみくさん:まず、付き合っていて彼の感性と人間性が素敵だなって思ったので、当時流行り出していたエアビーの民泊ビジネスを一緒に立ち上げました。私が不動産の仕入れをして、彼がインテリアや内装とゲストへの対応を考える。

5年間一緒に経営して、彼はコツコツ継続することや真面目さ、人当たりが良くて専門性を深めることが得意なんだなってわかりました。だから、会社員よりも医者が向いてる!やりなよ!って脱サラさせて医者になってもらいました。

伊藤:え!こうみくさんの旦那さんが医学部生なのは知っていたけど、それがきっかけでお医者さん目指したんですか?

こうみくさん:そうです。「みくちゃんが言うなら向いてるかも!」と言って、二人で民泊ビジネスで貯めたお金で医学部受験して、見事合格して現在医学部6年生です。そして、彼の卒業までの生活費や学費も、ふたりで当時民泊で貯めた貯金からすべて出しました。

伊藤:なんて素敵なエピソード…!得意分野を見抜くこうみくさんも、素直に動ける彼もすごいですね。結婚相手の理想の条件に近づいたんですね。

こうみくさん:はい。でも「太ってる」というのはいつまで経っても改善されなくて、「今のままでは、私はあなたのこと抱けません。結婚はしてもいいけど、子供は別の男性と作ります」と言いました(笑)

伊藤:合理的だけどさすがにそれは嫌って言いますよね?

こうみくさん:最初は「本気で言ってるの?」って反応でしたけど、やっぱり嫌だったみたいで、なんとか努力する!と言われました。だから、私がパーソナルジムのお金を払って、ジムに行ってもらったんです。結果、15キロ痩せました。

伊藤:こうみくさんがお金払ったんですか?!さっきの民泊ビジネスといい、「結婚相手の条件」に当てはまってないのにお金と時間の投資をするのはなんででしょうか?

こうみくさん:うーん、そうだなぁ。合理的に考えるとバッサリ切ってもよかったけれど、やっぱり前向きな姿勢や改善する気持ちっていうのは買ってあげたいと思いますよね。特に、長期目線で見たときに、なんだかんだ人間は、努力する姿勢がいちばん大事だと思っています。

伊藤:ドライな経営視点とウェットな人間力が素敵です。

「相手が思うように動いてくれない!」「お店も予約してくれない!」って拗ねる女子って多いですけど、こうみくさんみたいに相手を自分好みにお膳立てできたらずいぶんいろんなことが解決しそうですね。

こうみくさん:私はこうやって彼に努力を要求するだけでなく、自分自身もお金や時間、知恵といった資産を一緒に投資するので、相手も引き下がれないんですよ。女性がリクエストしているのに動いてくれないという場合って、男性側が動くだけのメリットを提示できてないか、男性だけに努力をしいているという場合が多いのではないでしょうか。

「彼がデートのお店を予約してくれない」っていう女性は、「お店の予約をしたい」と思わせられていないってことだと思います。

伊藤:くじ引きの失敗で全体像を捉えて合理的判断の大事さを学んだ結果、そもそもの理想の結婚相手の再定義をしましたよね。

さらに筆箱の失敗で長期的な視点で物事をみる大切さを学び、結婚を長期目線で考え理想の相手を決めることができたこと、そしてジャックマーの話から仕組みで人を変えることを学んで理想の旦那さんをゲットすることができたんですね。

こうみくさん:最初に損した5,000円は、何百倍にして回収できたとおもいます。笑

シームレスに同棲から結婚生活、子育てへ

こうみくさん:ちなみに、ジャックマーの「仕組みで解決する」という話は、実は結婚してからも実践していることがあります。私は付き合っていたときから、常に「子育て」を見据えて彼氏には接していました。

伊藤:子育てを見据えて接するってどういうことですか?

こうみくさん:20代のときに、既婚者の声を集めていたら、思ったよりもたくさんの人が仲が悪くなったり離婚していることがわかったんですよね。特に、子供を産んでから関係性が悪化していることが多い。女性からは「家事育児をやってくれない」、男性側からは「可愛いくて癒し系の奥さんが豹変してしまった」など。

伊藤:あるあるですね。

こうみくさん:でも、泥棒に「やめろ」と言ってもなくならないのと同じように、ここまで多くの人が家事育児で苦労しているのを見ると「やれ」って言っても簡単にやってくれることじゃないんだろうなと。男性も女性も、ギャップが大きいとついていけなくて不満になるんです。
だからこのギャップを解消する仕組を考える必要がありました。恋人のときと、結婚して一緒に住んでからと、子供を産んでからで環境が変わるけれど、ギャップがないように恋人のときから子供を産んだときの理想の状態を目指して接していました。

伊藤:彼氏が、結婚しても家事育児をやってくれるように、ですか?

こうみくさん:そうですね。私は料理が好きですが、同棲してからはあえて料理を作らないようにしました。あとは家にいるときはスッピンで過ごして、「子供ができてから突然おしゃれの手を抜いた」と思われないようにしました(笑)でも仕事にいくときや、メディアに出る時はしっかりメイクして、メリハリをつけています。

伊藤:なるほど!

合理的な婚活に必要なこと

伊藤:そこまで客観視して合理的に考えるのって、特に女性は毎回苦労しています。

こうみくさん:そうですよね。

伊藤:でも、客観視することと、合理的に動くことって、最短で最高な相手を見つける婚活では本当に大切で、だから私が運営しているヒトオシは客観的視点というのをとても大事にしています。

こうみくさん:渦中にいると、自分のことがわからなくなることってあると思います。そういう意味ではヒトオシみたいにマッチングプランナーがいてくれて、客観視してくれる人に相談しながら婚活を進められることってとっても良いと思います!

結婚相談所もそうですけど、そういった人に頼って進めるのって合理的な判断ですよ。恥ずかしがらずに結婚したいなら入ればいいのにって思いますね。

伊藤:こうみくさんも結婚相談所をやっているんですよね?

こうみくさん:はい。ナレソメ予備校っていう結婚相談所で、私も育児しながら仲人をするつもりです。なので、もしこの記事を読んで、わたしと一緒にマンツーマンで婚活したい!という方は、ナレソメ予備校も検討してみてください。ただ、合理的なので、厳しいと思われるかも(笑)ヒトオシのサポーターさんの方が優しいと思います!

伊藤:これから中国に里帰り出産ですよね!婚活に悩んでいる人は、ナレソメ予備校やヒトオシで、客観的視点のサポートをつけながらすすめていってほしいですね。こうみくさん、今日はありがとうございました!

 


監修・伊藤早紀
この記事を書いたのは私です
カテゴリ内人気記事
× ログイン
アカウントをお持ちで無い方は新規登録へ または

× 新規登録
既にアカウントをお持ちの方はログインへ
  • 会員限定記事が読み放題
  • マッチングアプリの恋活・婚活のノウハウがつまった資料を無料でダウンロードできる
  • マッチングアプリ各種のお得な最新情報を受け取れる
  • ラブホの上野さんはじめ恋愛のプロに相談できる
  • または